ぎっくり腰の改善例

 

季節の変わり目に近づくと急性で痛めた方の来店が増えます。

 

 

 

 

 

当店も先週あたりから、ぎっくり腰、寝違えが少しずつ増えているので、季節は少しづつ変わっているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

これを読んでいる方はもしぎっくり腰をやってしまったら、最初の処置を間違えない様お伝えしておきます。

 

 

 

 

 

もし間違えて、温めてしまったりしたら、2,3か月痛みを抱えることになりますドクロ

 

 

 

 

 

必ず氷水で冷やして、湿布を5時間おきに変えましょう!

 

 

 

 

 

氷水は20分ほど行って、感覚がマヒするくらいまでやらないと効果がありません。

 

 

 

出来れば1日4,5回。

 

 

 

 

 

湿布の効果は4,5時間なのでそれ以上張っておくと、熱がこもって痛くなってしまいます。

 

 

 

 

 

急性は必ず炎症を伴っているので、冷やすことによってそれを抑制させます。

 

 

 

 

 

温めると炎症は爆発的に増え、激しい痛みと腫れが増大しますので絶対にやらないで下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011年8月来院

 

 

 

【年齢】40代後半
【性別】男性

 

 

 

【症状】

 

先週ゴルフに行って、次の日起きたら腰が痛くて立てなくなった。

 

3日ほどすると立てるようになったが、まだ強烈な痛み。

 

少しも曲げたりは出来ないし、座ってるのも15分限界。

 

4日目に病院に行ったが、骨には異常がないとの事で安静指示のみであった。

 

湿布は4日目の病院に行ってから張り始めた。

 

仕事にも行けないという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

患者さんの声旗

 

・段々と曲げられるようになってきた。(1回目調整後)

 

・腰痛が無くなってきた。

 

・仕事にも復帰できた。(2回目調整後)

 

・寝返りがうてるようなった。(3回目調整後)

 

・座ってられるようになった。(5回目調整後)

 

 

 

 

 

 

 

施術

 

1回目

 

寝てる時も寝返りで腰が痛くなり、目が覚めてしまうとの事。

 

触診すると、むくみが出ており炎症がひどい。

 

最初の処置をしていなかったので、炎症処置の説明をさせて頂いた。

 

病院では教えてもらわなかったのだろうか。説明を熱心に聞いていた。

 

 

 

 

 

強い調整が出来ないので、ギャップを少なめにコントロールした。

 

炎症が強い急性は少しづつ調整をしないと危険なことが多い。

 

腰椎(背骨の腰の部分)が捻挫していたので、少しづつ調整。

 

 

 

全く曲がられなかったが、少し曲げられるようになった。

 

テーピングもして、歩きやすいようにした。

 

 

 

 

 

2回目

 

3日後

 

炎症に引っ張られて、クセが戻りやすいので早めに来院頂いた。

 

痛みは60パーセントほどに。

 

アイシングと湿布の張り替えもこまめにやっているようだ。

 

捻挫の癖はまだ大きい。

 

 

 

 

 

3回目

 

3日後

 

痛みは3割ほどに。

 

月曜から仕事には行っているが、まだ座り作業がきついとの事。

 

曲げる動作は出来るようになってきたので、調整は普通のやり方で行った。

 

姿勢を良くしていないと痛いとの事で、姿勢調整もした。

 

 

 

 

 

4回目

 

5日後

 

仕事の影響で痛みはあるが,あと20パーセントほど。

 

寝てるときはもう痛くは無いとの事。

 

湿布をやめていたので、まだ仕事中も張り替えるように勧めておいた。

 

炎症があるうちはとにかく続けた方が良いんです。

 

調整をすると、曲げても問題無い様

 

 

 

 

 

5回目

 

7日後

 

炎症はほとんど無い状態に。

 

疲れると痛みが出て心配であると。

 

以前から腰痛自体があったので治しておきたい気持ちになってきましたと。

 

 

 

 

 

これより後は慢性の調整であるので、割愛します。

 

 

 

 

 

総括

 

最初の処置を何もしていませんでしたが、マイナスの事もしていなかったので治りのスピードは標準でした。

 

とにかく最初は炎症を流れやすくする事が重要です。

 

炎症=痛みと言っても良いでしょう。

 

調整によって関節を真っ直ぐにしておけば、炎症は流れていきます

 

落ち着いてきたら、関節痛を取っていけば痛みは無くなります。

 

 

 

もともとの腰痛もあったので癖が強く、その後は少し時間はかかりました。

 

 

 

放っておいても痛みは無くなりますが、時間がかかりますし、またぎっくりしやすい腰の状態で生活することになります。

 

そのリスクを考えれば、調整を受けた方がはるかに良いでしょう!